お灸で代謝アップ!体を温めて痩せやすくするツボ4選

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「ダイエットしてもなかなか痩せない…」「手足が冷えてつらい…」そんなお悩みはありませんか?
実はその原因、冷えによる代謝の低下かもしれません。

今回は、鍼灸師の視点から「お灸で代謝をアップさせて、痩せやすい体をつくるセルフケア方法」についてご紹介します!

なぜ「冷え」が代謝を下げるの?

そもそも冷えはなぜ代謝を下げるのでしょうか?

実は体温が1度低下するだけで、基礎代謝が約12%落ちるといわれています。

体が冷え体温が下がると、血流を滞らせ、内臓の働きを低下させます。
基礎体温の多くは内臓がになっているため、代謝が下がってしまうのです。

痩せ体質を作るのであれば、まずは冷えを改善させると効率が良く代謝をあげることができます。
また、体温が向上することで、自己免疫力も向上するため、体を健康に保つことができます。

お灸で体を温めるメリット

お灸で「ツボ」を温めることで3つのメリットがあります。

  • 血液循環の向上
  • 内臓の働きを整える
  • 体の深部から温められる

ツボが配置されている場所は体の中でも、神経のつながりのある場所、血管が体表に近づいている場所が多くあり、温めることより効率よく効果を得ることができます。

また、体が温めることで、自律神経のリラックスする神経である副交感神経が優位になります。

副交感神経が優位になることで、リラックス効果も得ることができるので、ストレス太りにも効果を期待できます。

痩せやすい体を目指す!おすすめのツボ3選

1. 三陰交(さんいんこう)

  • 場所:内くるぶしの中心から指4本分上
  • 効果:冷え・むくみ・ホルモンバランスの調整

三陰交は女性のツボともいわれており、骨盤内の血流に大きく関係します。
お灸で温めることで足自体の冷えにも効果があり、女性特有の不調にも効果があります。

2. 照海(しょうかい)

  • 場所:内くるぶしの最も高い位置が親指1本分下
  • 効果:足の冷え、全身血行の改善、めまい、耳鳴り、頭痛、喉の腫れ

照海は冷えだけでなく、めまいや耳鳴り、頭痛などの症状にも効果を発揮します。
血液を全体に循環させるツボで腰痛などの痛みにも効果があります。

3. 足三里(あしさんり)

  • 場所:膝のお皿の外側から指4本分下、すねの少し外側
  • 効果:胃腸の働きを整え、全身の血流アップ

足三里は胃腸を中心とした内臓の働きを整える役割を持ちます。
内臓が正しく働くことで基礎代謝の向上に役立ちます。

4. 関元(かんげん)

  • 場所:おへそから指4本分下
  • 効果:下腹部の冷え改善、代謝アップ、婦人科系の不調にも

関元は下腹部の冷えに特化したツボになります。
腹部は柔らかい場所になるのでお灸をする際は倒れないように細心の注意をして行いましょう。
不安な方はドライヤーで温めたり、カイロで温めても効果的です。

セルフお灸のやり方

  1. 市販の台座灸(せんねん灸など)を使用
  2. ツボの位置を確認し、台座灸を貼る
  3. 火をつけて、心地よい温かさを感じる(熱すぎたら途中で外す)
  4. 1日1〜2回、週に3〜4回を目安に続ける

注意点とコツ

  • 食後すぐや発熱時、皮膚トラブルがある時は避けましょう
  • 続けることで少しずつ体質が変化していきます
  • リラックスできる時間(お風呂上がりなど)に行うのがおすすめ
  • お灸の後はコップ1杯の水を飲むことで新陳代謝を促しさらなる効果を期待できます。

まとめ

  • 体温が1度下がると基礎代謝が12%も下がる
  • お灸で体を温めることで、血液循環の向上、内臓の働きを整え、深部から温められる
  • 体を温めることで痩せ体質だけでなく自己免疫力も上がり健康にも効果あり

体を内側から温める「お灸」は、代謝を上げてダイエットをサポートする心強い味方です。
毎日のセルフケアに取り入れて、ぽかぽかで痩せやすい体を目指しましょう!

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