照海のツボの効果|冷え・不眠・基礎代謝・肌荒れを整える方法を鍼灸師が解説

鍼灸

「冷えやすい」「寝つきが悪い」「なんとなく疲れが抜けない」「肌の調子が悪い」
そんな不調を感じていませんか?

実は、足首にあるたった1つのツボ「照海(しょうかい)」を押すだけで、血流や代謝が整い、体の巡りを改善できるんです。

さらに、冷えやむくみだけでなく、自律神経のバランスを整えたり、生理痛や肌の調子を整えたりする効果も期待できます。

今回紹介する【照海(しょうかい)】は
これらの不調を内側から整える代表的なツボです。

この記事では

  • 照海の効果
  • 正しい場所
  • セルフケア方法
  • 臨床現場での活用例

をわかりやすく解説します。

今日から自宅でできるセルフケアとしても、体の不調改善にぜひ役立ててください。

照海(しょうかい)とは?どんなツボ?

照海(しょうかい)は、足の内くるぶしの下にあるツボになります。

東洋医学で重要な足のツボの一つで、腎経(じんけい)という経絡上に位置するツボです。

東洋医学では「腎」は、

  • 生命エネルギー
  • ホルモンバランス
  • 老化
  • 免疫力

と深く関係すると考えられています。

名前の「照海」は、「水の流れを整える」という意味を持ち、体内の水分循環や代謝を助けるツボとしても知られています。

また照海は代謝を上げる働きも持つツボになります。

基礎代謝を上げるツボとしてこちらの記事で紹介しています。

照海の場所(図解でわかる位置)

照海は内くるぶしの一番高い部分から指1本分下に位置します。

歩いたり立ったりすると足首の骨が出ている部分が目印です。

• 左右両方に存在するツボ

• 足首を軽く内側に曲げると押しやすくなる

• 図解で見ると、内くるぶしのすぐ下のくぼみ部分に指が届く位置です

親指で押すと「ズーン」と響く場所が目安です。

照海の効果一覧

照海は多くの不調に効果があるツボです。
以下のような効能が期待できます。

冷え性改善

血流を促進し、足先や下半身の冷えを和らげます。

不眠・睡眠の質向上

副交感神経を優位にし、寝つきを良くします。

基礎代謝アップ

内臓機能を活性化し、代謝をサポートします。

肌荒れ・くすみ改善

血流とホルモンバランスの調整により、肌環境を整え肌荒れのツボとしても知られています。

疲労回復

慢性的なだるさや疲れやすさの改善にも有効です。

なぜ照海で体調が良くなるのか?【鍼灸師解説】

照海が効く理由は大きく3つあります。

①自律神経の調整作用

足首周囲には自律神経と関係する神経が集まっています。

照海を刺激することで、交感神経と副交感神経のバランスが整いやすくなります。

②血流の改善効果

足元など末端の血流が良くなることで、身体全体の循環が良くなり
全身の血液循環が良くなります。

③内臓機能への間接作用

照海が属する経絡、腎経は内臓機能と深く関係しており
刺激することで身体の内側から調子を整えます。

照海の正しい押し方・セルフケア方法

▶押し方

  1. 親指や人差し指の腹でやさしく押す
  2. 押す強さは「気持ちいい」と感じるくらいが目安
  3. 1回10秒〜15秒を目安に3〜5回繰り返す
  4. ゆっくり円を描くようにマッサージしても血流促進に良く効果あり

▶タイミング

おすすめのタイミングは

  • 入浴後
  • 就寝前
  • リラックス時

です。

1日1~2回で十分効果が期待できます。

お灸での刺激もおすすめ

照海はお灸との相性も非常に良いツボです。

  • 冷えが強い
  • 疲れやすい
  • 体力が落ちている

という方は、お灸を使うとより効果的です。

しかし使用時は以下の点に注意してください。

• 火傷しないよう、直接肌に置かない「せんねん灸タイプ」がおすすめ

妊娠中の方は自己判断で行わず専門家に相談

• 体調が優れない時は無理に行わない

• 1日1回、5〜10分程度が目安

臨床現場での活用例(実体験)

私の施術現場では

  • 冷え性
  • 不眠
  • 自律神経の乱れ
  • 生理痛、生理周期の不調

を訴える方に照海をよく使用します。

特に「足先が冷たい方」「眠りが浅い方」では、
数回の施術で効果を実感されるケースも多いです。

また、照海と相性の良いツボがあります。

列欠(れっけつ)というツボで照海と一緒に刺激をいれることで効果が倍増します。

列欠は手にあるツボで首の症状などにも強い効果を発揮するツボになります。
このツボは次回の記事でも詳しく紹介します。

CASE1

私の施術院に来られた40代女性

「足先の冷えが強く、夜もなかなか寝つけない」というお悩みを抱えている方がいました。

この方には、照海を中心に自律神経を整える鍼と体のバランスを整える整体を行い、

週1回ペースで4回ほど継続しました。

すると、

「以前より足先が温かくなり、夜も自然に眠れるようになった」

「朝のだるさが減ってきた」

といった変化を実感されています。

来院当初の冷えが10だとすると4回目の来院時点で3程度にまで冷えが改善されていました。

CASE2

30代の女性、来院当初の主訴は腰痛でした。

問診を進める中で腰痛がホルモンバランスに関係して痛みが強くなることがわかりました。

腰痛以外の症状もヒアリングさせていただくとストレスが多く、睡眠も不足している

肩こりも強くあり頭痛も起きることが頻繁にあるとのことでした。

1回目の施術では、照海を含む手や足のツボを使い鍼を行い

体のバランスをとる整体を行いました。

施術後には来院時に感じていた腰痛も大幅に軽減していました。

2回目の施術、前回から1週間後に来院

前回の施術から2日間、調子が良好ですがその後徐々に腰痛が出現

その情報を踏まえ、鍼の刺激をコントロールし調整を行いました。

今回も施術後の状態は良好

3回目の来院時、ちょうど前回から今回の間で生理周期と重なったようですが

痛みは0ではないが大幅に軽くなった。

前回と同様の施術を継続

4回目の施術、初診から1ヶ月の時点で当時の痛みはほとんど無いまでに改善がありまし

照海が向いている人・向いていない人

向いている人

• 足の冷えやむくみが気になる人

• 生理痛や生理不順に悩んでいる女性

• ストレスや不眠で自律神経が乱れやすい人

向いていない人

• 妊娠初期で自己判断での刺激を避ける必要がある方

• 足首に炎症やケガがある人

• ツボ刺激が苦手で痛みを強く感じる方

よくある質問(FAQ)

Q:毎日押しても大丈夫?

→問題ありません。1日1~2回が目安です。

Q:どれくらいで効果がでる?

→早い方で1週間、平均2~3週間ほどです。

Q:左右どちらも押す?

→両足行うのがおすすめです。

まとめ

照海は冷え・むくみ・自律神経・生理痛など、幅広い悩みに対応できる万能ツボです。

指で押すセルフケアやお灸を使うことで、自宅でも手軽に健康管理が可能。

ポイントは以下です。

• 足首の内くるぶしの下のくぼみが照海

• 押すときはやさしく、1回10〜15秒

• お灸を使う場合は火傷・妊娠中に注意

• 冷え性や生理痛、むくみで悩む人に特におすすめ

毎日の習慣として取り入れることで、体の巡りを整え、健康や美容にも効果が期待できます

照海は、冷えやむくみ、自律神経の乱れ、女性特有の悩みまで幅広くサポートしてくれる万能のツボです。

• 足首の内くるぶし下のくぼみが照海

• 指でやさしく押す、またはお灸で温める

• 無理せず1日1回、毎日少しずつ続ける

このシンプルな習慣を取り入れるだけで、体の巡りが整い、健康や美容に効果が期待できます。

まずは今日から1分、照海を押してみて、体の変化を実感してみましょう。

■ あわせて読みたい関連記事

照海とあわせてケアすると、より効果を実感しやすくなります。

・▶ 基礎代謝を高めたい方はこちら

 →https://shinkyu-kirei-genki.com/basal-metabolic-rate/

・▶お灸による体質改善はこちら

 →https://shinkyu-kirei-genki.com/moxibustion-effect/

・▶自律神経を整えたい方はこちら

 →https://shinkyu-kirei-genki.com/autonomic-nervous-system/

気になる方は、ぜひあわせてチェックしてみてください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました